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4LDK 書籍『ディレクション思考』を徹底解説 あいまいワード! Think #09

by aicocco/かんろ

避けて通れない、あいまいワード

5/22のライブ配信は書籍『ディレクション思考』を徹底解説する特別授業、あいまいワードについて。
わたしはWebデザイナーなので、ディレクターというよりデザイナー目線で参加しました。
グラレコもしたのですが、補足したい部分がたくさんあったので、ブログにも考えたことをまとめてみました。あいまいワード、奥が深いぜ...!

仕事をする上で避けて通れない、あいまいワード。
サイトのデザインやイメージについては、この『あいまいワード』に出会わない方がめずらしいかも。

あいまいワードというのは、

などなど、どんなサイトにも当てはまりそうな拡大解釈しまくれちゃうワードたち。
あいまいなだけにフワッとしたイメージの言葉は、人によって捉え方は様々で十人十色です。

デザインの二転三転、修正の嵐が起こってしまうのは、そういった『あいまいワード』をきちんと汲み取れていないから、ヒアリングできた気でいるから。

あいまいワードを紐解くために、できるだけたくさんのワードを出して会話のキャッチボールをして、あいまいさを分解。
そこから『これかな?』と思うものを出して詰めていって、あいまいワードが共通言語になるまで話合う。

文字にすると、すごく当たり前のことなんだけど、意外とできていないのかも、とライブ配信を聞いて感じました。


つもり、が一番あぶない

できていないかも…と思ったのは、この『つもり・できた気でいる』が、ものすごい落とし穴だから。

例えば、クライアントさんに『Yahoo!っぽいサイトにしたい』と言われた時に、なにをもってクライアントさんは『Yahoo!っぽい』と言っているのか?
わたしは『Yahoo! っぽい』と聞くと、コンテンツが多くて3カラムなデザインがいいってことかな?と考えてしまいました。

でも、ここで掘り下げるべきなのは “Yahoo!” の部分じゃなくて、 “っぽい” の部分。
 “っぽい” 、を構成している部分は『見た目』、『コンテンツ』、『操作性』などなど、複数あります。

わたしは先入観で『見た目』のことだと思ってしまったのですが、もしコンテンツを指していた場合は、クライアントが思い描いている『Yahoo! っぽい』を全然汲み取れていない、『なんかちがうんだよね〜』って言われて修正を繰り返す未来しか想像できない、悲しいデザインを上げてしまうわけです。

たくさんヒアリングして、会話のキャッチボールして、参考になるサイトや本も提示してイメージの認識をすり合わせた!と思っていても、掘り下げる部分が間違っていたら、すべて台無し。こわい!

掘り下げる部分が合っているのか、間違っているのか。
これは経験値がないと判断しにくい部分もあるだろうし、多分掘り下げる部分が間違っていても、クライアントから引き出した沢山のあいまいワードから推察して、なんとなくイメージに合うのが作れてたっていうパターンもあると思うのです。

だから、あいまいワードを紐解くときには慎重にならないといけません。
でも慎重になりすぎて、デザインを出すのに時間がかかっちゃうと、その間にクライアントさんの考えが変わることもあるので、スピードは大事。

やっぱり、ここでも『もしもシリーズ』で言っていた発想の瞬発力やアイディアの量っていうのは重要になるんだな、と感じました。


伝言ゲームで迷走しがち

このあいまいワード、ディレクターならクライアントと直接やりとりすると思うんですが、Webデザイナーの場合は営業さんやディレクターから指示がある場合がありますよね。

そうすると、クライアント→ディレクター or 営業→Webデザイナーという伝言ゲーム形式になるわけです。
間に入る人が増えるほど、伝えたい部分がブレたり、伝わっていなかったりして、その認識のズレに振り回される可能性が高くなります。

特に最近はアプリのUIとか動きや使い心地も含めたデザインが多くなってきています。
そういった部分をただの伝言ゲームにしてしまうと、良いものを作りたいのに、全然違う方向へ行ってしまうかもしれません。

Webデザイナーにできることは、指示を受けるだけではなくて、一回目の打ち合わせには同行させてもらえないか頼んでみたり、指示の内容からデザインの方向性や趣旨、大切なポイントをつかんで、どういうデザイン、体験ができるものを求められているのか見つけにいくことが大切なんじゃないかな、と思います。


あいまいワードのマスターは、バーにいる

ちょっとズレるけど、ライブ配信の最後の方でバーの話がでました。

察する力といえば、バーのマスター!
バーで注文する時ってメニューにない、イメージだけで注文することありますよね。
一昨年くらいにとあるバーで友人といる時に『恋煩いっぽいカクテル』を頼んだことがあって、恋煩いっぽい、とかもう the あいまいワード!

マスターはいちごを使った甘酸っぱいカクテルを作ってくれて、グラスには天使のデザインがあしらってあって、とても恋煩いっぽいカクテルになってました。
恋煩いのカクテル、おいしかった...( ˊᵕˋ )♡.°⑅

この話を聞いてすごく『なるほどー!!』って腑に落ちました。
Webデザイナーだけど、Webディレクターのような観察力やコミュニケーション、あいまいワードから本質を引き出せるような察する力が必要だし、チーム内でのコミュニケーションも同じくらい大切。

すぐすぐ上達するようなものではないけど、バーのマスターを見習いつつ、経験値を少しずつためてレベルアップしていきたいと思います!


4LDK

Webディレクター 田口真行さん主催の「身につける学び」をテーマに展開する期間限定のオンラインサロン



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